更新日:2022年7月19日

「ホタルと花と砂留と」砂留周辺を観光地に

国の堂々川の登録有形文化財の砂留を整備して、江戸時代築造された砂留の石組み道路からもみられるようにする活動です。

年10回程度、毎月のように堂々川中流域やく1.5kmの整備をしています。

イベントではなく、年間を通して活動しており、これらの活動は同会ホームページからもご覧いただけます。

https://dodogawa.com/

 

【参加人数】年間約10,000人(見込み)

【主催】堂々川ホタル同好会


この砂留は日本でトップレベルの美しさと下流住民の安全安心を守っている砂防堰堤で、備後福山藩ではこの川にある石積みを砂留と呼んで維持をしていました。昭和50年代、中流域に堂々公園を造ろうと広島県が工事を始めましたが、数年後には誰も管理をしなくなり草木に覆われて放置される年代が続きました。

“この川にホタルを飛ばそう”と、本同好会を平成18年会に設立して川を整備し始めました。しかし、整備すれども不法投棄はやまず、会員はごみのポイ捨てや不法投棄を無くすために彼岸花を植え始め、その後小学生や園児などと共に植え、令和の時代に入ると広島県No.1の彼岸花の里隣、観光地となりました。一方ホタルは会を設立した翌年から順調に増え、令和3年には福山市1番のホタルの里になりました。つまり砂留整備の活動が、“観光地の創出”に変わってきたのです。

【主催者の感想】

ゴミで汚れた堂々川が、まさか観光地になろうとはびっくりです!