更新日:2022年10月27日

“福山”を感じていただけた所蔵品展“かなの美 -現代のかな表現”を開催しました。

【開催期間】2022年8月26日~10月10日

【ご来場者数】1,959名

【主催】ふくやま書道美術館

 

ふくやま書道美術館では,福山城築城400年記念協賛事業「かなの美 -現代のかな表現」というタイトルで所蔵品展を開催いたしました。

展覧会内容は現代のかな書に注目し、書道の中でも机上の芸術とされていた「かな」分野を、戦後会場芸術として鑑賞できるようにと「大字かな運動」を推し進めた、かな書家たちの作品とその第二世代にあたるかな書家の伝統に立脚しながら独自のかな書の世界を表現した作品を展覧しました。

展覧作品の中には「ふくやま四季彩歌」という福山の季節のお祭りや景色を詠った歌を、郷土の書家である中室水穂が揮毫した作品も出品しました。所蔵品展初出品となったこちらの作品ですが、ご来館のお客様の中でも声に出して読まれる方がいらっしゃり、ふくやま書道美術館内でも、福山城築城400年の節目に“福山”を感じていただける一点をご紹介できたのではないかと感じております。