更新日:2022年11月12日

オペラ「黒船~阿部正弘と謹子」ジュニア招待!【好評につき申込期間を延長します!】

 福山市出身ミステリー作家島田荘司氏が作詞作曲した新作オペラ「黒船~阿部正弘と謹子」。

 黒船来航の激動の時代に老中首座を務めた福山藩主阿部正弘公と妻謹子の物語です。

 今回は演奏会形式での初披露となります。

 豪華キャストでお送りする本公演をお見逃しなく!

 

 日時:2022年(令和4年)11月20日(日曜日) 

    15時30分開場 16時00分開演

 会場:ふくやま芸術文化ホール リーデンローズ 大ホール

 入場料:4,000円(未就学児入場不可)

 チケット取扱い:
​ リーデンローズチケットセンター,神辺文化会館,沼隈サンパル,スガナミ楽器本店,久松レコード,TSUTAYA新涯店・伊勢丘店・松永店・府中高木店,ローソンチケット,チケットぴあ

 あらすじ:
 嘉永六(一八五三)年、江戸湾に来航した四隻の黒船により、日本は鎖国の眠りから揺り起こされます。当時の世界は大半列強の植民地で、かろうじて独立していられたのは、アジアではタイと日本だけでした。
 未曽有の国難に対処したのは、江戸で老中首座の地位にあった福山藩主、阿部正弘でした。しかし当時の阿部は、若干三十代、愛妻家であった彼ですが、妻謹子は闘病の床にあり、自身も病が進行していて、状況は劣悪でした。
 加えて幕府の財政はひっ迫、内政は波乱含み、侍の世は、もう誰の目にも末期にかかっています。こんなおり、老中が務められる逸材は、城中に阿部のほかはありません。しかし幕府の武備は関が原時代のまま。海軍はなく、大砲の飛距離は黒船の砲の四分の一。しかし彼は側近とともに、黒船がもしも植民化を要求するなら、一命を捨てて戦う決意を固めます。
 そんなおり、江戸を戦火に巻き込まないで、大勢の罪なき民が苦しみます、そう言いおいて、謹子が正弘の腕の中で没します。いったいどうすればよいのか──、正弘は苦しみます。出逢いの頃の夢のような日々はもはや幻。眼前に残されたものは、ただ葛藤と、亡国の危機のみでした。

 

 作詞作曲:島田荘司
 編曲:中山博之
 指揮:福田光太郎
 演出:田尾下哲

 阿部正弘:村上敏明
 勤子:山口安紀子,藤井泰子
 福山藩士:塩塚隆則,村松繁紀,土崎譲
 山伏の頭領:小野弘晴
 腰元のお篠:辰巳真理恵
 村娘:中原沙織,唐沢萌加,鈴木遥佳

 

■ジュニア招待について【好評につき申込期間延長!】

 小中高等学校に通う児童生徒の皆さんを無料招待します。

 次の項目を記載し,メールまたはFaxでお申込ください。電話申込はできません。

 小中学生の鑑賞には保護者の同伴が必要です。保護者は招待には含まず,チケットを購入いただくようになります。

 

  記載事項:ジュニア招待者の人数・名前・学校名・学年,保護者の人数・名前・電話番号・住所

  申込先:mail bunka@city.fukuyama.hiroshima.jp  Fax 084-928-1736

  申込締切:2022年(令和4年)11月18日(金曜日)必着

※11月11日(金)までにお申込いただいた方にはジュニア招待チケットを郵送します。
 11月12日(土)以降にお申込いただいた方は,公演当日に大ホール入口の「当日券売り場」でジュニア招待チケットをお渡ししますので,入場前に「当日券売り場」へお寄りください。